ブロックチェーンブログ

主に暗号資産(NFTやBCG)について書いていきます。

<全般>暗号資産ウォレットについて簡単に説明②

こんにちは。せきんぼです🌈🌈

今回は暗号資産ウォレットについて簡単に説明②です(*^-^*)

ウォレットの4点セット(アドレス、公開鍵、秘密鍵、シードフレーズ)について説明していきます。

 

§ ウォレットの4点セット(アドレス、公開鍵、秘密鍵ニーモニックフレーズ)
ウォレットを作るとアドレス、公開鍵、秘密鍵ニーモニックフレーズの暗号セットが生成されます。アドレスは公開鍵から生成され、公開鍵は秘密鍵から生成されており、アドレス、公開鍵、秘密鍵は固有のペアになっています。

1.アドレス(Address)
暗号資産の送金先や受取人を識別するために使用されるものです。アドレスは、公開鍵からハッシュ値を生成することによって作られます。このアドレスを使って、誰でもそのアドレスに暗号資産を送ることができます。

 

2.公開鍵(Public key)
公開鍵は、暗号通貨を受け取るために他の人に知らせる必要がある鍵です。公開鍵を宛先にして暗号資産を送信することも可能なようですが、一般的にはウォレットアドレスを使用します。公開鍵の主な役割はウォレットのアドレスを生成するために使用されています。

 

3.秘密鍵(Private key)
暗号通貨の所有権を証明するために使用される秘密の鍵です。秘密鍵は、公開鍵から逆算することができず、秘密鍵がなければ所有権を証明することはできません。トランザクションの送信者は、自分の秘密鍵を使ってトランザクションに署名し、ブロックチェーン上で暗号資産の所有権を移転することができます。秘密鍵が分かれば自由にウォレット内の資産の所有権を移転することができるため、他人に知られてしまうと不正に移転される可能性があります。

 

4.ニーモニックフレーズ
ニーモニックフレーズは、ウォレットのバックアップに使用されます。ニーモニックフレーズは、単語のリストで構成され、ウォレットを復元するために必要な情報を暗号化して保存しています。ニーモニックフレーズを持っている場合、ウォレットの所有者は、ウォレットを紛失または破損した場合でも、ウォレットを復元できます。つまり、ニーモニックフレーズを知られてしまうと秘密鍵、公開鍵、アドレスも知られてしまうため、非常に大切に保管する必要があります。

 

§ まとめ

以上のとおり、表面上ではアドレスを介して暗号資産の移動をしますが、実際には秘密鍵がウォレットの全権限を持っており、秘密鍵ニーモニックフレーズをきちんと管理して守れば、ウォレットの中身に被害が及ぶ可能性は極めて低くなっています

 

みなさんも秘密鍵ニーモニックフレーズを守って楽しいweb3ライフを送りましょう(*'▽')